砂男 / THE ラブ人間
どうも。
ここ最近バンドを新しく組むことになりまして、なかなかにハッピーな毎日を過ごしています。音楽おじさんです。
今でもアイリッシュ・ミュージックと石垣島をこよなく愛する素敵なバンドに入っていて、(仕事の都合上あまり参加はできていないですが…笑)割と幸せですが、
やっぱり自分のオリジナル曲もやりた〜〜い!!
ということで、モチベーションもめきめき上がっているのでございます。
さて、そこでいつも思うことがあるのですが
バンド名を決めるのって本当に難しい。
特にプロを目指しているとなると
かっこよさ・覚えやすさ・なじみやすさ等色々と考えるところがあるとは思うんですが、アマチュアの僕は悩んでると飽きて適当につけてしまうんですよね。
そんな中で最近一際目を惹くバンド名を持つのはこちら。
いかがでしょうか?
ストレートで、シンプルで、およそ流行りのかっこいいバンド名とは言えない、どことなく泥臭いような印象すら受けるバンド名ですね。
僕はどこか興味をそそるし、知りたくなる。
深いメッセージを込めたいいバンド名だと思います。
まぁ、じゃあ実際どんな曲をやるのかというと
こちらです。
☝︎聴いてみてください☝︎
いかがでしょうか。
バンド名に偽りなしといった感じで
どうしようもなく続く日常への愛
不完全なところも受け止めてくれる愛
自分を愛してくれる人々への愛
に溢れる曲だと思います。
中でも僕の好きな歌詞は
"美容師見習いの友人に切ってもらった髪の毛には、あいつからの確かなエールを感じるもんで
年に数回しか会わないお前なんかでも、いつだってこの黒髪にはお前がいるんだからな"
という歌詞です。
友達が、バンドマンの髪を切ってあげて、少しでもカッコよくして、応援してもらっているという素敵な歌詞ですが、後半のワンコーラスがまたイイんです…
"年に数回しか会わないお前なんかでも、いつだってこの黒髪にはお前がいるんだからな"
「お前がいるんだからな!」なんです。
彼の黒髪の中には友人がいつもいるのです。
そう、ここでは「離れていてもひとりじゃない、俺がついてるぞ!」と逆に友人にエールを送っているんです。
短い歌詞の中に刻まれた深い想いに心打たれました…最高!
このバンド、基本的に名言が止まらないんですけど
"こんなことにもならなきゃ気付かないバカタレなんです、僕は。"
"いつもごめんね、いつもありがとね"
この一節にメッセージの全てが入っているように感じます。
毎日をちゃんと生きられなくても、
大きな壁に怯え塞ぎ込んでいても、
誰にも言えない苦しさを抱えても、
それこそが人間として生きている証だし
不完全であることが大切なように思います。
以前、僕には大切な人がいて、
その人が様々なトラブルに少し参ってしまっていたときに、僕はストレスまみれの毎日を生きていました。
当時、心に余裕のなかった僕は
落ち込んでいるその人の休息を許せませんでした。
「なぜ頑張らないのか」
「僕はこんなに頑張っているのに」
固い頭と狭い視野で、大切な人を支えることもせずひどい言葉を投げかけてしまいました。
う〜ん馬鹿。
誰かが不完全であること、
そして何よりも自分が一番不完全なことを認めることって、僕にとってはとても難しいことです。
僕はプライド高いし、頭も固いくせに難しいこと考えられない単細胞なので…笑
ただ単純に自身の不完全を認めてしまえば、自分を卑下すること他ならないように感じます。卑下してはならない。
自分のダメなとこは最近になってすごく実感しますが、どういう気持ちで受け止めて、後ろ向きにならず、前に進めばいいのか。
自分の不完全をどう愛していけばいいのか。
最近の悩みであり、課題です。
20代半ばになってもこんなことで悩むバカってところが一番の問題点なんですがね!!!ファーーーー
"この歌があなたの心にもっともっともっと寄り添えますように"
はぁ素敵。
近いうちに、「変わったバンド名」紹介でもしたいと思います♪
では。