ALABAMA SHAKES
2013年、アメリカ合衆国アラバマ州出身のバンドがグラミー賞で最優秀新人賞を獲得しました。
バンド名はAlabama Shakes(アラバマ・シェイクス)。
黒人女性ボーカルのBrittany Howard(ブリタニー・ハワード)のパワフルな歌声が売りのロックバンドです。
力強いボーカルとギター、全てを飲み込むキーボード、トラディショナルでも変わったアレンジの効いたリズム。"一級品のロック"を感じさせるAlabama Shakes。
ということで本日はアラバマ・シェイクスのご紹介です。
数多くのヒットソングを売り出し中の、今ノリにノッてるイケてるバンドで、その名を一躍轟かせた名曲について書きたいと思います。
曲は Sound & color という曲で、この曲はアルバム「Sound & color」に収録されています。
(曲名クリックでyoutubeへ行けます)
一度曲名をクリックして聴いてみてください♪
どこかで聴いたことある気がしませんか??
実はこれ、iPad Pro のCMソング にもなっているんです!
すごい世界観ですよね!!
キーボードのウォームな音色から始まり、続くドラムのスネアの音の格好良さにも驚かされましたが、何よりも驚くのはそのボーカルのデッド感!
"デッド感"とは、残響音の残らない音のことです。
お風呂場ではタイルの反響により音がよく響くので、歌うと気持ちいいと思いますが、普通の寝室は響かないので、部屋で歌っても気持ちよくないですよね?
あまり気にされない残響(リバーブ)ですが、残響にはそのような効果があります。
音は空気の振動ですので、壁やモノにぶつかると反射(反響)してきます。
そのため、室内で録音する音楽はどうしても反響が入ってしまうのです。
ミュージシャンというのは"音の職人"という正解のない仕事のため、こういった不思議な音に出会うと、どのようにしてこの音が生み出されたのかが話題になります。
当時かなり話題になりましたが、
あるtwitterの投稿により謎は解決されました。
…。
どっひゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
確かにこれは腰抜けますね…
デジタル世代の僕たちには全くない発想、そして行動力、音に対する強いこだわり。
そして強大な"POWER"を感じる腕力でねじ伏せるタイプのボーカルエフェクト、もうこれは脳みそが筋肉で出来ていると形容するにふさわしい!
まさにマッスル・パワー・ボーカルエフェクトですね!(褒めてる)
このように、バンドに関わらず全ての音楽家はちょっとぶっ飛んだことをしちゃうほど、スピーカーから流れる音楽に命を懸けています。
僕の知っているミュージシャンの中には喉を潰して声をしゃがれさせるために毎日ウイスキーでうがいをして海で叫び続けた人もいるほど。
音楽にはそんな人たちの命が注ぎ込まれてると思うと、聴き方も少しは変わってきませんか?
ぜひ楽しんで聴いてみてくださいね♪
では。